【東京五輪】の閉幕とパラリンピックへの期待 #35

 


 興奮まだ冷めやらぬ状態ですが、本日東京オリンピックが閉幕しました。今大会で日本は、金メダル27個、銀メダル14個、銅メダル17個と史上最多の58個のメダルを獲得し、金メダル獲得数では米中に次ぐ第3位でした。史上最多のメダル数を獲得したリオの記録を大きく塗り替える素晴らしい結果になったと思います。また残念ながらメダルを逃したものの、さまざまな競技を通じて私たちに感動を与えてくれた選手、名場面が多数あり、コロナ禍にありながら、希望・勇気・誇りをもらい、本当に明るく前向きな気持ちにさせてもらいました。心の底から「ありがとう日本!」と叫びたい気持ちです。また日本人以外でも、男子マラソンで銀メダルと銅メダルを獲得したソマリア難民同士のゴール前の振り返り励ましシーン、男子走り高跳びで見られた陸上での109年ぶりの同時金メダル獲得とその表彰式のシーンなど、色々な感動のシーンが見られました。

 どうしてこんなにスポーツに魅せられるのかを改めて考えてみると、選手が死に物狂いで人生をかけて真剣に臨んでいるものだからこそ、勝っても負けても感動の涙を誘うのだと思います。今回オリンピックに出場した選手、関係者が嬉しい気持ちや悔しい気持ちを抱いて、私たち観客は心が動かされる瞬間が数多くあったわけですが、オリンピックを通じて一人ひとりが何か感じるものがあったとすれば、東京でのオリンピックは開催して正解、大成功だったのでないかと考えています。

 一方で、某市長がいきなり金メダルをかじるというあるまじき行為もあり、アスリートへの敬意に欠ける、感染意識の低い行為に怒りや残念さを感じる人も多かったと思います。もしアスリートの頑張りや気持ちを理解していたら、あのような行動はコロナがなかったとしてもできなかったはずです。


 さてオリンピックが終われば次はパラリンピックです。前回のリオでは日本の金メダル獲得数は0個でしたが、メダルの数や色はこの際脇に置いておいて、オリンピック同様にパラリンピックも存分に楽しめたらと思っています。

 パラリンピックを楽しむために、出場選手の名前やストーリーを少しでも理解することで、応援する気持ちの入り方も違うのではないかと思います。交通事故で下半身まひとなり車いす生活となった選手、生まれながらにして脳や肢体にまひを負っている選手、理由はそれぞれ違えども健常者にはないハンデを背負っています。また年齢の高い選手が多いということにも驚かされます。ハンデや年齢に関係なく、トレーニングを積んでチャレンジを続ける姿勢に、オリンピック以上の勇気や感動をもらえそうな気がします。


 私が個人的に注目しているのは、パラバドミントンの鈴木亜弥子選手と中国の楊選手のライバル対決、車いすテニスでは国枝慎吾選手と上地結衣選手が有名ですが、3種類のサーブを使い分けるという大谷桃子選手にも注目です。大谷選手は昨年の全仏で世界ランキング1位の選手を倒して金星を挙げているので今大会でも要注目です。また花形競技である陸上では、400メートルから5000メートルまでの4種目で世界記録を保持する絶対王者である佐藤友祈選手がリオ銀メダルの雪辱を東京でどう晴らすかにも注目です。水泳では、全盲スイマーである木村敬一選手や富田宇宙選手の活躍が期待されるほか、ゴールとターンのところにいるタッパーの存在にも注目です。タッパーは、タッピング棒というものを使ってターンとゴールのときにスイマーの頭をポンと叩くのですが、このタイミングが非常に重要で、日本のタッパーは世界で評価されるほど技術が高いそうです。

 その他にも、激しいコンタクトが予想される車いすラグビーや前回のリオで銀メダルを獲得したボッチャ、私自身も体験したことがある5人制サッカーなど、楽しみにしている競技はたくさんあります。パラリンピックは障害の度合いによりクラス分けがなされたり、ルールが複雑で分かりにくいという意見もありますが、スポーツとしてパラアスリートの頑張りを応援するというシンプルな見方で十分楽しめると思います。各選手のパラリンピックにかける熱い思いやここまでの道のりなどのストーリーも知ることで、ルールなんかそっちのけで知った選手をきっと応援したくなると思います。


 人は苦しい時に出来ない理由を探しますが、パラアスリート達は自分たちが背負った宿命やハンデに言い訳せず、とにかく挑戦を続けている、その姿こそが私たちに勇気と感動を与えてくれます。

東京で開催されるパラリンピックを私たち一人ひとりがシンプルに楽しんで、健常者として何か感じるものがあれば、障がい者に対して、より身近に、より優しく、接してあげられるのではないかと思います。今回の東京パラリンピックがそのような大会になることを心から期待したいと思います。


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