【Web3.0】 来るべき新しい世界への心構え(3) #64

 


 分散型ネットワークによる便利なサービスが広がる一方で、私たちユーザー側にも課題があるのは事実です。まずは利用にあたっての「ハードル」が挙げられます。データを個人が管理するようになるため、ウォレットアドレスというものが必要になり、一定程度のITリテラシーが必要になります。MetaMaskやSafe Pal Walletのようなインターネット上で管理されるホットウォレットを作る必要がありますが、それを作るだけでも一苦労という状態では少し先が思いやられます。次に、全てが「自己責任」という点です。情報を個人で管理するため、ウォレットアドレスを紛失すると重要な資産が取り出せなくなる事態が生じます。中央集権型のサービスと異なり、問い合わせ窓口が存在しないため助けてくれる人がいないのです。

 何だかこれだけ聞くと怖くて手が出せない気がすると思いますが、この世界観は不可避なのでWeb3.0の分散型サービスに今から少しずつ慣れておくことが必要です。



 皆さんは多かれ少なかれ、楽天ポイントやdポイントなどの大手企業が提供するポイントを集めて使っている方が多いと思います。これがWeb3.0の世界ではトークンというものに置き換わってきます。トークンには代替可能なFT(Fungible Token)と代替不可能なNFT(Non-Fungible Token)がありますが、ビットコインやイーサリアムなどの流通を前提とした暗号資産はFTであり、所有権を伴った唯一無二のデジタル資産などがNFTです。今後はFTやNFTといったトークンが生活の隅々に出てくるようになります。

 私は個人的に電気やガスの支払料金に比例してトークン(ビットコイン)がもらえるような形態にしていて、すでに私の生活の一部にもトークンが入り込んできています。またNFTもコレクション的な理由と価値が上昇するかもしれないという理由からいくつか保有しています。

 この暗号資産としてのFTは他のトークンと交換したり決済手段として利用することが可能です。またNFTも含めてトークン自体に価値があり、需給によって価値が変動します。今までのデジタルアイテムは、手元にあったとしても価値が曖昧な単なるデータにすぎませんでしたが、今ではそのデータに価値と所有権を付けて流通させることができるのです。価値化するためにリアルの世界を経る必要もなく、トークンという形で価値を有し、キャッシュに代えなくてもバーチャルの世界だけで支払いから所有権移転まで全てが完結し、自由に色々なものが取引できるようになるのです。これは革命的なことで、恐らく数十年後の未来にはバーチャルな空間上に大きな経済圏ができてくると思います。そしてそのバーチャルな世界はリアル世界のGDPを逆転してしまうくらいの可能性を秘めています。



 既存のサービスが中央集権型から分散型に変わっていく誰にも止められない世界の流れがそこまで来ています。サービスを利用するときにログインする必要もなく、あまりにも入り口が簡単すぎて、今そのサービスを利用している実感がないくらいです。そこには名義の概念などはなく、使っている人が誰かも分からず、個人情報の漏洩といった概念もありません。多くの人が分散して管理をしているため、独断の人が消去やデータ変更はできません。全ての経緯がブロックチェーン上で自律分散的に管理され、個人は自らの情報を一切外部に出さないことも、一部を外部に出してそれをもとに利益を得ることも選択できるようになります。色々な選択肢が私たちの周りに用意され、中央集権型サービスのような押し付けがない代わりに、自分自身の意思と責任がより重要になってきます。

 この先も色々なトークンがさまざまな価値をつけて、皆さんの身の回りに出てくると思います。ポイントがトークンに置き換わる未来は必ず来ます。まずはトークンというものを皆さんも意識的に受け取ってみることをお勧めします。生活や仕事に入り込んでくるものを分からないからといって遠ざけず、むしろ飛び込んでいくような気持ちで、絶対不可避な世界にいち早く触れることで、色々な先行者メリットや有益な体験ができると思います。国や特定企業に依存しないWeb3.0の革命的な未来を一緒に体感しましょう。


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