【Z世代】からの考察(2) 新たな就職の形と社会へのポジティブな影響 #13

 


 Z世代の就職とは今後どうなっていくのでしょうか。もしかしたら最初から1社を選んで就職するというスタイルではなくなるかもしれません。自らの強みを認識し、営業、マーケティング、企画など、特化した能力を学生時代に養い、自らの能力を即戦力として提供するようになる可能性が高いと思います。

 つまり今後の流れとして、X~Y世代のプロ個人が副業という形で新たな時代を切り拓くとともに、それを横目で見ていたZ世代は副業を当たり前のように受け入れ、永久就職を前提とすることはなくなり、転職よりも副業というリスクの低い形でさらに色々なスキルを吸収し、スペシャリストとして至る所で求められるようになっていくと思います。

 またZ世代を含む次の世代からは、専門学校や大学在学中に特殊なスキルを身に付け、「コアスペシャリスト」(私の勝手な造語ですが、自分のコアコンピタンスを認識し、特定の領域で自らの強みを生かした高い付加価値を提供する専門職)が多数を占める世の中になるのではないかと思います。


 このような世の中になることで何が良くなるかというと、1社に就職せずに外部の多様な情報、様々なタイプの人や思考に接し、それらを組み合わせることでさらに新しいものを生み出すことができるという点です。創造性とは、個人や特定の会社内など狭い範囲での情報や技術だけではなく、業界や他社などの総合的な知見や多様な要素を吸収し、それらを組み合わせることで生まれるものだと考えます。1社だけという狭い範囲を超えて業界全体や国を超えてグローバルに専門分野で力を発揮することがコアスペシャリストとしてのプロフェッショナルたるゆえんであり、こういった人材を特定の会社だけで育成することはかなり難しいと思います。

 そのため、今後の就職は雇用契約ではなく、業務委託契約という形態で企業に従属しない働き方になっていくのではないかと思われます。また副業という概念が古いものとなり、働きたいときに働きたいだけ働く、働く企業数などは関係ないという時代に数十年後入っていくと思います。


 一方で特定の会社に従属するスタイルも残ると思います。例えば、業務執行を担うオペレーター的な役割や会社の戦略や方向性を検討する経営管理を担う役割など、その人の好みによっては永久就職的な形も一部残ると思います。ただし、この役割にも副業や外部の力は入っていくことになると思います。つまりZ世代以降では、実は副業的に活躍している人が圧倒的に多くなるということです。


 ちなみにですが、Z世代以降と述べてきましたが、Z世代の次の世代はα(アルファ)世代と呼ばれることで定着しつつあるようです。しかしながら、αというのは、ギリシャ文字の第1字であり、プラスアルファに代表されるよう、ある数量に付け加えられるわずかな量という意味があり、新たな時代を指し示すには若干趣が異なるように思います。またアルファ、ベータ、オメガは性格分類に用いられることもあり、その性格分類と世代論を切り離す意味からも個人的には他の呼び名がいいと思っています。特に風の時代という新たな時代に活躍する世代であり、X,Y,Zから新しい時代に切り替わるという意味を込めて、私自身はAA(ダブルエー)世代と命名したいと思います。AA世代は概ね2010年代序盤から2020年代中盤にかけて生まれる世代で、2030年代から2040年代頃に社会に進出する世代です。

 このような世代がZ世代の感覚や価値観をさらに加速化させ社会を大きく変えていく原動力になると思われます。


 既存の価値観に縛られず、Z世代、AA世代が普通と思う感覚が一般的になっていく中、その変化を受け入れられる人がダーウィンの進化論のように生き残っていくのでしょうね。


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